ミュージカル以上のミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」の感想

映画館で「ラ・ラ・ランド」の予告編を見た時、昔あったようなミュージカル映画だ、と思ってしまった私…

アカデミー賞本命とかノミネート多数とか書かれていても、お行儀のよい作品だからアカデミー賞向けなのかしら?とも思っていたのですが、ラ・ラ・ランドを実際に観たら高評価も納得の素晴らしい映画でした。というか号泣でした。

リアルすぎる面と作り物っぽい面のバランスよく、いい意味で、ラ・ラ・ランドはミュージカル映画とは言えない映画だと思います。

最初は、冒頭から歌って踊ってなので、ものすごいミュージカル映画!という印象なのに、最後まで見終わると、ミュージカルは主演2人のストーリーを色どるあくまでも道具だったという印象。。。

内容的には、オーディションに落ちてばかりの女優志望の女性と売れない頑固なジャズピアニストが夢を追いかけ、2人は結ばれ、現実を受け入れるもの、夢を追うものと道がわかれていく、という実にありきたりな内容です。

よくある内容を、下手すれば古臭くなりそうなぎりぎりの所で、おしゃれにリズム感よくまとめ、ラストで一気に感動!ともっていかれます。

映画が終わった後、なんでこんなに感動したのかよくわからなかったのですが、恐らく「よくある内容」がリアルで、観ている側の人間だれしも経験してきたような事だからなのかな、という気がします。

自分には夢があったけれど、大切な人のために諦めた
その大切な人は、自分のために相手が夢をあきらめたとは気づいていないから、相手の生き方をせめてしまう
お互いちょっとした行き違いから強く責めてしまう

私にはここが響きました。でも人によっては感動するポイントが異なりそうです。

また、ある程度人生経験がある方が響きそうな映画でした。

ラ・ラ・ランドはいろいろな曲調の曲が使われ、ジャズの使い方もとても良かったです。曲全体がおしゃれで、それも映画を素敵にしている要素かもしれません。アカデミー賞の音楽部門を獲得していましたね。

そういえば、作品賞の誤報は残念でした。

ラ・ラ・ランド、本当はすぐにまた見たいけれど、2回目を見るとたぶん2人が出会うシーンで泣いてしまいそうだから、もう映画館で見る事はできません。DVDが発売されるのを待つしかできないのが残念です。

映画館でみてそろそろ1週間たちますが、まだ余韻に浸っています。

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